デスク周りを整理しているのに、なぜか足元だけがごちゃごちゃしている。
そんなことはありませんか?
デスク下には、
- 電源タップ
- PCやモニターのケーブル
- 収納ボックス
- バッグ
- 書類
- 文房具
- 使っていない周辺機器
などが集まりやすく、気がつくと足を伸ばすスペースまで狭くなってしまいます。
私も銀行員時代、デスク下にはパソコンやモニターの配線があり、足元をすっきりさせるのに苦労していました。
そこで意識するようになったのが、
「デスク下は収納する場所ではなく、足を動かす場所でもある」
という考え方です。
収納量を増やすことだけを考えると、デスク下はすぐに物置になります。
大切なのは、
不要なものを減らす → 配線を浮かせる → 必要なものだけ収納する → 足元を空ける
という順番です。
この記事では、デスク下の限られたスペースを有効活用しながら、足元を広く保つための具体的な整理方法を紹介します。
結論:デスク下は「収納量」より「足元の余白」を優先する
デスク下を整理するとき、最初に考えるべきなのは、
「ここに何を収納できるか?」
ではありません。
「ここには何を置かないか?」
です。
おすすめの優先順位は次の5つです。
- 不要なものをデスク下から出す
- ケーブル・電源タップを床から浮かせる
- 足を置くスペースを確保する
- 必要なものだけ収納する
- 収納用品を買うのは最後
この順番なら、収納グッズを増やしすぎる失敗を防げます。
特に重要なのが、足を置く場所を収納スペースにしないことです。
収納量を増やすためにワゴンやボックスを置きすぎると、今度は椅子を引いたときや足を伸ばしたときに邪魔になります。
デスク下がごちゃごちゃする3つの原因
① ケーブルと電源タップが床に集まる
デスク下が散らかる最大の原因になりやすいのが配線です。
PC、モニター、USBハブ、充電器、スピーカーなど、デスク周りの機器が増えるほどケーブルも増えていきます。
しかもケーブルは細長いため、床に置くと簡単に絡まります。
その結果、
- 掃除機をかけにくい
- どのケーブルか分かりにくい
- 足に引っかかる
- 見た目が悪い
といった問題が起こります。
この場合は収納を増やす前に、配線そのものを整理するのが先です。
② 「とりあえず置く場所」になっている
デスク下は目につきにくいため、
「とりあえずここに置いておこう」
となりやすい場所です。
バッグ、書類、空箱、予備のケーブルなどを一度置くと、そのまま定着してしまいます。
これを防ぐには、
デスク下に置いていいものを決める
ことが重要です。
例えば、
デスク下に置いていいもの
- 使用頻度の高い周辺機器
- 必要な書類
- デスクで使用する文房具
- 電源・配線関連
デスク下に置かないもの
- 長期間使っていないもの
- 空箱
- 不要な書類
- 使っていないケーブル
- デスクとは関係のない荷物
このルールだけでも、デスク下が物置になるのを防ぎやすくなります。
③ 収納用品を先に買ってしまう
収納を整理するときにありがちな失敗です。
「デスク下が散らかっている」
↓
「収納が足りない」
↓
「収納ボックスを買う」
と考えてしまいます。
しかし、実際には「収納不足」ではなく、不要なものが多すぎるだけというケースもあります。
そのため、
収納用品を買う前に、デスク下のものを一度全部確認する
ことをおすすめします。
STEP1:まずデスク下のものを全部確認する
最初にやることは、収納用品を買うことではありません。
デスク下にあるものを確認します。
できれば、一度すべて取り出してください。
そして、
- 毎日使う
- 週に数回使う
- たまに使う
- ほとんど使わない
- 使っていない
に分けます。
ここで「使っていないもの」が見つかったら、デスク下に戻す前に処分・別の場所への移動を検討します。
ポイント
使用頻度が低いものほど、デスクから遠ざける。
これがデスク整理の基本です。
毎日使うものを取り出すたびにしゃがみ込んだり、奥の収納を開けたりする必要はありません。
逆に、月に1回しか使わないものをデスク下の一等地に置く必要もありません。
STEP2:ケーブルと電源タップを床から浮かせる
次に、配線を整理します。
ここはデスク下収納の中でも優先順位が高いポイントです。
電源タップや余ったケーブルを床に置いたままにすると、収納用品を整理しても足元がスッキリしません。
そこで、
- 配線トレー
- ケーブルホルダー
- マグネット式ホルダー
- ケーブルクリップ
などを使って、可能なものはデスク裏に固定します。
目指す状態
床にはできるだけケーブルを残さない。
これだけでも、掃除がしやすくなります。
ただし、電源タップやACアダプターを収納するときは、熱がこもらないように製品の仕様を確認し、無理に密閉しないことも重要です。
配線整理について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
デスク周りのケーブル整理術|ごちゃごちゃ配線をスッキリ整える5ステップ
STEP3:足元の「何も置かない場所」を決める
ここが今回の記事で一番重要なポイントです。
デスク下をすべて収納スペースにする必要はありません。
むしろ、
「ここには何も置かない」
というエリアを最初に決めます。
例えば、椅子に座った状態で、
- 両足を自然に置ける
- 足を前後に動かせる
- 椅子を動かしても収納にぶつからない
程度のスペースを確保します。
収納用品は、その余白を残したうえで配置します。
STEP4:収納するなら「動かせる収納」から検討する
足元に収納を置く場合、使いやすいのがキャスター付きワゴンです。
キャスター付きワゴンのメリット
- 必要なときに動かせる
- 掃除しやすい
- 収納場所を変更しやすい
- デスク下から引き出して使える
例えば、
- 文房具
- ノート
- 小型周辺機器
- 仕事用の小物
など、デスクで使うものをまとめるのに向いています。
ただし、ワゴンは便利だからといって大きなものを選ぶ必要はありません。
「収納できる最大サイズ」ではなく、「足元を圧迫しない最小サイズ」
を考えるのがおすすめです。
デスク下収納は、何を収納するかとデスクのサイズによって選ぶべき製品が変わります。具体的な商品を比較したい方は、デスク下収納おすすめ7選をご覧ください。
STEP5:使用頻度で収納場所を決める
収納するときは、使用頻度を基準にします。
毎日使うもの
→ 手前・取り出しやすい場所
週に数回使うもの
→ ワゴンや引き出し
月に数回しか使わないもの
→ デスクから少し離れた収納
ほとんど使わないもの
→ デスク下には置かない
このルールを作るだけで、「何でもデスク下に入れる」という状態を防げます。
デスク下収納は「高さ」より「足の動線」を測る
収納用品を購入するとき、デスク下の高さや奥行きを測ることは重要です。
ただし、それだけでは不十分です。
もう一つ測ってほしいのが、
「座ったときの足の動き」
です。
購入前に確認するのは次の5項目です。
| 測る・確認する場所 | 確認すること |
|---|---|
| デスク下の高さ | 収納用品が入るか |
| 奥行き | デスクから飛び出さないか |
| 横幅 | 椅子・足の動線を邪魔しないか |
| 椅子との距離 | 座ったときに膝が当たらないか |
| 足元の余白 | 足を自然に動かせるか |
特に最後の2つは重要です。
収納用品単体ではなく、「人が座った状態」で考える。
これがデスク下収納のポイントです。
収納方法は3種類に分ける
デスク下の収納は、大きく3種類に分けて考えると分かりやすくなります。
① 動かす収納
代表例:キャスター付きワゴン
向いているもの:
- 文房具
- ノート
- 周辺機器
- 使用頻度の高い小物
「必要なときだけ引き出す」という使い方に向いています。
② 隠す収納
代表例:引き出し・収納ボックス
向いているもの:
- 細かい小物
- 書類
- 予備用品
- 使用頻度が中程度のもの
見た目をスッキリさせやすいのがメリットです。
ただし、何でも入れられるため、定期的に中身を確認してください。
③ 浮かせる収納
代表例:デスク下ラック・配線トレー
向いているもの:
- 電源タップ
- ケーブル
- USBハブ
- 小型周辺機器
床を使わずに収納できるため、足元を空けたい場合に特に有効です。
デスク下に「置かないほうがいいもの」
収納スペースがあるからといって、何でも置いていいわけではありません。
特に次のものは、デスク下に置く前に一度考えましょう。
大きな箱
足元を圧迫します。
使用頻度の低いもの
取り出す機会が少ないなら、デスク下の貴重なスペースを使う必要はありません。
紙類の大量保管
必要な書類は別の書類収納にまとめたほうが管理しやすくなります。
使っていないPC周辺機器
「いつか使うかもしれない」という理由だけで残しているものは、整理のタイミングで見直しましょう。
飲み物・食べ物
こぼした場合にPCや電源周りへ影響する可能性があるため、電源・機器周辺への保管は避けたほうが安全です。
デスク下収納でよくある3つの失敗
失敗①:ワゴンを大きくしすぎる
収納力だけを考えると、できるだけ大きなワゴンを選びたくなります。
しかし、ワゴンが大きすぎると、
- 足が当たる
- 椅子を引けない
- 足を伸ばせない
- 掃除しにくい
という問題が起こります。
収納量より足元の余白を優先してください。
失敗②:配線と収納を一緒にする
収納ボックスの中にケーブルや充電器を全部入れてしまうと、あとから探すのが大変になります。
ケーブルはケーブル、文房具は文房具。
ある程度カテゴリーを分けておくほうが管理しやすくなります。
配線については、前回紹介した「ケーブル整理術」の方法を使って、できるだけ床から浮かせるのがおすすめです。
失敗③:収納が「物置」になる
最初はきれいでも、数カ月経つと、
「とりあえずここに入れておこう」
というものが増えていきます。
これを防ぐために、月1回程度、
「これは今もデスク下に置く必要があるか?」
を確認します。
収納は一度作って終わりではありません。
デスク下だけを整理しても、デスク全体が散らかっていると十分な効果は得られません。デスク上・PC・ケーブルまでまとめて整えたい方は、散らからないデスクの作り方も参考にしてください。
デスク下収納を5分でチェックする
最後に、今のデスク下を確認してみてください。
配線
□ ケーブルが床に散乱していない
□ 電源タップが邪魔になっていない
□ 余ったケーブルが整理されている
足元
□ 両足を自然に置ける
□ 足を前後に動かせる
□ 椅子を動かしても収納に当たらない
収納
□ 毎日使うものを取り出しやすい場所に置いている
□ 使用頻度の低いものをデスク下に置きすぎていない
□ 収納用品が大きすぎない
掃除
□ 掃除機をかけやすい
□ ホコリが溜まりやすい場所がない
□ ケーブルを動かさなくても床を掃除できる
3つ以上「×」があれば、デスク下を見直すタイミングです。
デスク下を整えるなら「収納を増やす」より「床を空ける」
デスク下収納で重要なのは、収納量を最大化することではありません。
仕事をするときに、足元を快適に使える状態を作ることです。
そのためには、
- 不要なものを出す
- ケーブルを整理する
- 足元の余白を確保する
- 必要なものだけ収納する
- 使用頻度に応じて配置する
という順番で進めてください。
特におすすめなのが、
「収納用品を買う前に、今あるものを半分にできないか考える」
ことです。
収納を増やす前に物を減らせば、デスク下のスペースそのものが広がります。
そして、どうしても必要なものだけ、
動かす・隠す・浮かせる
という3つの方法で収納します。
デスクは、物を置くための場所ではなく、仕事をするための場所です。
足元まで整えると、デスク全体の使い勝手も変わります。
まずは今日、デスク下を覗いて、
「これは本当にここに置く必要がある?」
と一つずつ確認してみてください。
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デスク周り全体を整理したい方は、こちらの記事も参考にしてください。
椅子や姿勢も合わせて見直すなら、
配線が気になる方は、
も合わせて読むと、デスク下まで含めて環境を整えやすくなります。
※この記事はデスク環境の整理方法を紹介するものです。収納用品を設置する際は、デスクの耐荷重や製品の使用方法を確認し、安全に設置してください。





