デスクの上に書類や小物が増えて、作業スペースが狭くなっていませんか?
そんなときに活用したいのが、デスク下の空間です。
デスク下には意外と大きな空間がありますが、収納用品なら何でも入るわけではありません。
高さが合わない、椅子を引けない、収納したものが取り出しにくい――。
こうした失敗を避けるには、収納用品を選ぶ前にデスク下の寸法と収納したい物を確認することが重要です。
この記事では、仕事用デスクの整理に使いやすいデスク下収納を7商品紹介します。
価格だけでなく、
- デスク下に収まるサイズ
- 収納量
- A4ファイルへの対応
- キャスターの有無
- 引き出しの有無
- 収納する物との相性
という視点から選びます。
「とにかく収納を増やしたい」のではなく、仕事中に必要な物を取り出しやすく、デスクを散らかりにくくすることを目的に選びましょう。
デスク下収納は「収納量」だけで選ばない
デスク下収納を選ぶとき、収納量が多い商品ほど便利に見えます。
しかし、仕事用デスクでは収納量だけを増やせばいいわけではありません。
例えば、大型のワゴンをデスク下に入れると、
- 椅子を引きにくくなる
- 足を動かしにくくなる
- 引き出しが開けにくくなる
- 掃除しにくくなる
といった問題が起こることがあります。
そのため、デスク下収納は、
「どれだけ入るか」より「自分のデスクで無理なく使えるか」
を先に確認してください。
まずデスク下のスペースを測る
収納用品を購入する前に、最低でも次の3か所を測ります。
① 高さ
床からデスク天板の裏側までを測ります。
ただし、天板までの高さだけを測ってはいけません。
引き出しや補強バーなど、途中に出っ張っている部分があれば、そこが実際の高さ制限になります。
一番低い障害物までの高さを基準にしてください。
② 幅
デスクの脚と脚の間を測ります。
デスクの横幅が120cmあっても、脚の位置によって実際に使える幅は変わります。
収納ワゴンを置いたあとに椅子を引くスペースが残るかも確認しましょう。
③ 奥行
収納本体の奥行だけでなく、引き出したときのスペースも確認します。
特に引き出し式の場合は、収納本体がデスク下に入っても、引き出すスペースがなければ使いにくくなります。
何を収納するかを先に決める
収納用品を選ぶ前に、何を入れるのかを決めましょう。
書類・A4ファイル
A4ファイルや仕事用の資料が多いなら、A4ファイルを立てて収納できるタイプが向いています。
書類を頻繁に取り出すなら、オープンラックやファイルワゴンのほうが使いやすい場合があります。
PC周辺機器
外付けストレージ、プリンター、周辺機器などを収納するなら、棚の耐荷重とサイズを確認します。
重い機器を置く場合は、収納スペースだけでなく天板や棚板の耐荷重も確認してください。
文房具・小物
ペン、付箋、充電器などの小物が中心なら、深いオープンラックより引き出し付きの収納が向いています。
バッグ
仕事用バッグを置きたい場合は、棚の高さだけでなく、出し入れのしやすさも重要です。
毎日使う物は、奥に押し込む収納より、キャスター付きで手前に引き出せる収納のほうが使いやすくなります。
デスク下収納の選び方5項目
① デスク下に収まる高さ
最優先で確認したい項目です。
「高さ60cmだから大丈夫」と考えるのではなく、実際のデスク下の有効高を測ってください。
特にデスクに引き出しや補強フレームがある場合は注意が必要です。
② 幅と奥行
デスク下に置けても、椅子や足と干渉すれば使いにくくなります。
収納本体のサイズだけでなく、実際に椅子へ座った状態も想定して選びましょう。
③ オープンタイプか引き出しタイプか
オープンタイプは、収納した物をすぐ確認できます。
一方、引き出しタイプは中身を隠しやすく、細かな物を整理しやすいのが特徴です。
見える収納=書類・バッグ・PC周辺機器
隠す収納=文房具・小物・個人書類
と考えると選びやすくなります。
④ キャスターの有無
キャスター付きなら、必要なときだけ手前に引き出せます。
掃除するときにも動かしやすいのがメリットです。
ただし、キャスター付きだから必ず便利とは限りません。
頻繁に動かさない収納なら、固定式のほうが安定して使いやすい場合もあります。
⑤ 収納したい物に合った耐荷重
プリンターやPC周辺機器など重量のある物を置く場合は、棚板ごとの耐荷重も確認してください。
「総耐荷重40kg」でも、1枚の棚板に40kg置けるとは限りません。
デスク下収納おすすめ7選
ここからは、仕事用デスクで使いやすい7商品を紹介します。
今回はランキング形式ではなく、用途別に選べるようにしています。
山善 MUD-50|A4ファイルを収納したい人向け
山善のMUD-50は、デスク下に収まりやすい高さのオープンタイプのワゴンです。
幅50×奥行29.5×高さ60.5cmで、A4ファイルボックスに対応しています。
棚板の高さを3段階で調整できるため、収納する物に合わせて使い分けやすいのが特徴です。
キャスターも付いているため、必要なときに手前へ引き出せます。
向いている人
- A4ファイルを収納したい
- 書類をまとめたい
- デスク下の収納を増やしたい
- オープンタイプがいい
注意点
引き出し式ではないため、細かな文房具を大量に収納する用途には向きません。
サンワサプライ 100-DESKF066|収納と作業スペースを両立したい人向け
100-DESKF066は、デスク下収納として使える3段タイプのワゴンです。
約幅60×奥行30×高さ61cmで、天板部分も収納スペースとして使えます。
フチ付きのトレイ棚があるため、小物を置きやすいのも特徴です。
キャスター付きなので、必要なときに手前へ移動できます。
向いている人
- デスク下に収納を増やしたい
- PC周辺機器を置きたい
- 小物も収納したい
- 収納とサブテーブルを兼用したい
注意点
幅60cmなので、デスク下の幅が狭い場合は設置スペースを先に確認してください。
サンワサプライ 100-WG019|収納量を重視したい人向け
100-WG019は、幅75cmの3段タイプです。
約幅75×奥行30×高さ60.5cmで、A4ファイルや書類、PC周辺機器などをまとめて収納できます。
天板はサブテーブルとしても利用できます。
収納量を増やしながら、必要なときだけ手前に引き出して使えるのが特徴です。
向いている人
- 収納量を重視したい
- 書類や周辺機器をまとめたい
- サブテーブルとしても使いたい
- デスク下に十分な幅がある
注意点
幅75cmと大きいため、狭いデスクには向きません。
メティオ デスク下ワゴン|シンプルなオープン収納を使いたい人向け
メティオのデスク下ワゴンは、幅46×奥行28.5×高さ59cmのコンパクトなオープンタイプです。
A4ファイルやバッグなどを収納しやすく、キャスター付きなので移動もできます。
引き出しではなくオープン収納なので、収納物を確認しやすいのもメリットです。
向いている人
- バッグを収納したい
- A4ファイルを収納したい
- オープン収納が好き
- シンプルなデザインを選びたい
注意点
細かな文房具を隠して収納する用途では、引き出しタイプのほうが向いています。
山善 RKD-30|書類をしっかり管理したい人向け
RKD-30は、幅30×奥行50×高さ60cmの3段デスクワゴンです。
一般的なオープンラックとは違い、引き出し式になっています。
A4ファイルに対応し、オールロック式の鍵も備えています。
書類を外から見えにくくしたい場合や、オープンラックでは整理しにくい人に向いています。
向いている人
- 書類を引き出しに収納したい
- デスク周りをすっきり見せたい
- 鍵付き収納が必要
- オフィス家具に近い収納を使いたい
注意点
オープンラックと比較すると重量があるため、頻繁に移動させる用途ではサイズと重量を確認してください。
サンワサプライ 100-WG012M|省スペースでA4収納したい人向け
100-WG012Mは、約幅41×奥行27×高さ60cmの木製ワゴンです。
幅を抑えながらA4ファイルを収納できるため、デスク下のスペースが限られている人に向いています。
中棚は高さを変更でき、キャスターと取っ手も付いています。
向いている人
- 横幅の狭い収納が欲しい
- A4ファイルを収納したい
- 木製の収納がいい
- デスク下から簡単に引き出したい
注意点
幅が狭い分、大量の収納には向きません。
サンワサプライ 100-WG008|書類中心でコストを抑えたい人向け
100-WG008は、約幅53×奥行29.5×高さ60.5cmの2段ファイルワゴンです。
棚板を水平または斜めに設置できるため、書類やファイルを収納する用途に使いやすい設計です。
キャスター付きで、前側にはストッパーもあります。
向いている人
- 書類をまとめたい
- ファイルを取り出しやすくしたい
- シンプルな収納が欲しい
- 価格を抑えたい
注意点
引き出し式ではないため、細かな小物の収納には向きません。
7商品を比較
| 商品 | 幅 | 奥行 | 高さ | タイプ | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| 山善 MUD-50 | 50cm | 29.5cm | 60.5cm | オープン | A4・棚高調整 |
| サンワサプライ100-DESKF066 | 60cm | 30cm | 61cm | オープン | トレイ・天板 |
| サンワサプライ100-WG019 | 75cm | 30cm | 60.5cm | オープン | 大容量 |
| メティオ デスク下ワゴン | 46cm | 28.5cm | 59cm | オープン | A4・バッグ |
| 山善 RKD-30 | 30cm | 50cm | 60cm | 引き出し | 鍵・A4 |
| サンワサプライ100-WG012M | 41cm | 27cm | 60cm | オープン | スリム・A4 |
| サンワサプライ100-WG008 | 53cm | 29.5cm | 60.5cm | オープン | ファイル向け |
※サイズはメーカー公表値を基準にしています。購入時は販売ページで最新仕様を確認してください。
用途別に選ぶなら
A4書類を整理したい
候補は、
- 山善 MUD-50
- メティオ
- 100-WG008
- RKD-30
です。
特に「見える状態で管理したい」のか、「引き出しに隠したい」のかで選択肢を分けると選びやすくなります。
デスク下の横幅が狭い
横幅を抑えたいなら、
- 100-WG012M
- メティオ
- RKD-30
などを候補にします。
ただし、幅だけでなく奥行も確認してください。
収納量を重視したい
収納量を優先するなら、100-WG019のような幅広タイプが候補になります。
ただし、収納量を増やすほどデスク下の足元スペースは狭くなります。
「収納できる最大量」ではなく、「普段使う物を無理なく収納できる量」を基準にするのがおすすめです。
書類を見えないようにしたい
引き出し式のRKD-30が候補です。
オープンラックは中身を確認しやすい一方、書類や小物が見えるため、デスク周りをすっきり見せたい場合には引き出し式が向いています。
購入前に確認したい5項目
1.デスク下の高さ
収納本体の高さより、デスク下の実際の有効高を確認します。
2.脚と脚の間隔
収納を置いたあとに椅子を引けるか確認します。
3.引き出し・扉を開けるスペース
本体が収まっても、引き出しを開けられなければ使えません。
4.収納する物のサイズ
A4ファイル、バッグ、プリンターなど、収納予定の物を先に測ります。
5.キャスターの必要性
掃除やレイアウト変更をするならキャスターが便利です。
一方、ほとんど動かさない場合は、安定性を優先して考えてもいいでしょう。
デスク下収納だけでなくデスク全体を整える
デスク下収納を追加しても、収納場所が決まっていなければ、物が別の場所に移動するだけです。
重要なのは、
「何をどこに戻すか」を決めること
です。
例えば、
- 毎日使う文房具 → 手の届く場所
- 使用頻度の低い書類 → デスク下
- PC周辺機器 → 専用スペース
- ケーブル → ケーブル収納
- 不要な物 → 処分
というように、使用頻度で収納場所を分けると管理しやすくなります。
デスク全体を整理する方法については、「散らからないデスクの作り方」も参考にしてください。
また、デスク下のケーブルや電源タップが気になる場合は、「デスク周りのケーブル整理術」と組み合わせると、足元まで含めて整理しやすくなります。
モニターを浮かせてデスク上のスペースを増やしたい場合は、「モニターアームおすすめ7選」も候補になります。
FAQ
デスク下収納は何cmくらいの高さを選べばいい?
商品を先に決めるのではなく、まず自分のデスク下の有効高を測ってください。
収納本体の高さだけでなく、デスクの補強バーや引き出しなども確認することが重要です。
デスク下収納にキャスターは必要?
頻繁に引き出すなら便利です。
掃除やレイアウト変更のときにも移動しやすくなります。
一方、ほとんど動かさないなら、固定して使う収納でも問題ありません。
デスク下収納はワゴンとラックのどちらがいい?
書類や小物をまとめて移動したいならワゴン、収納物を固定して使いたいならラックが候補になります。
「掃除するときに動かすか」「収納物を頻繁に取り出すか」で判断すると選びやすくなります。
デスク下収納にプリンターを置いてもいい?
プリンターのサイズと重量が収納商品の耐荷重以内であれば候補になります。
ただし、プリンターを使うときに収納本体が揺れないか、給紙や排紙スペースが確保できるかも確認してください。
デスク下収納を買ったらデスクは片付く?
収納を増やすだけでは、必ずしも片付きません。
重要なのは「何を収納する場所なのか」を決めることです。
収納場所を決めて、使い終わった物を元に戻す仕組みまで作ることで、散らかりにくいデスクになります。
まとめ|デスク下収納は「入るか」より「使いやすいか」で選ぶ
デスク下収納を選ぶときは、商品の人気や価格だけで決めるのではなく、
- デスク下の高さ
- 幅
- 奥行
- 収納する物
- キャスターの必要性
- 収納方式
- 耐荷重
を確認しましょう。
特に重要なのは、購入前に自分のデスクを測ることです。
どれだけ収納力の高い商品でも、椅子が引けない、引き出しが開かない、足元が狭くなるのであれば、仕事環境は改善しません。
デスク下収納は「収納を増やすための商品」ではなく、仕事中に必要な物を取り出しやすく、使い終わった物を戻しやすくするための仕組みとして選ぶと失敗しにくくなります。


