デスクチェアは、毎日のPC作業を支える重要な仕事道具です。
「今使っている椅子がなんとなく合わない」「長時間PC作業をすると疲れやすい」「在宅ワーク用にデスクチェアを買いたい」と思っても、価格や機能がさまざまで、どれを選べばいいのか迷う人も多いでしょう。
デスクチェアは、単純に価格が高いものを選べばいいわけではありません。
座面の高さ、背もたれ、アームレスト、リクライニング、デスクとの相性など、自分の仕事環境に必要な機能を確認することが大切です。
この記事では、仕事用デスクで使いやすいデスクチェアを7製品厳選し、それぞれの特徴やスペック、メリット・注意点を比較します。
1万円前後のコスパモデルから、10万円を超える本格的なオフィスチェアまで紹介するので、自分の予算や使い方に合った一脚を探してみてください。
- デスクチェアを選ぶ前に知っておきたいこと
- デスクチェアの選び方|5つのポイント
- デスクチェアおすすめ7選
- デスクチェアおすすめ7選を比較
- 用途別に選ぶならどのデスクチェアがおすすめ?
- デスクチェアを選ぶときの注意点
- デスクチェアと一緒にデスク環境も整えよう
- まとめ|自分の仕事環境に合ったデスクチェアを選ぼう
- デスクチェアについてよくある質問
デスクチェアを選ぶ前に知っておきたいこと
デスクチェアを選ぶときは、「座り心地が良さそう」という印象だけで決めるのはおすすめしません。
特に仕事やPC作業で毎日使う場合は、デスクとの高さや調整機能まで含めて選ぶことが重要です。
仕事用の椅子は「座り心地」だけで選ばない
デスクチェアは、座面のクッション性だけでなく、次のようなポイントを確認しましょう。
- 座面の高さ
- 座面の奥行き
- 背もたれの高さ
- ランバーサポート
- アームレスト
- リクライニング
- キャスター
- 素材
例えば、クッションが柔らかくて座り心地が良くても、座面が高すぎれば足を床につけにくくなります。
反対に、座面の高さや奥行きを調整できる椅子なら、自分の体格やデスクに合わせやすくなります。
デスク・モニターとの高さも重要
デスクチェアは、椅子だけで完結するものではありません。
PC作業では、
椅子 → デスク → キーボード・マウス → モニター
という一連の作業環境を整えることが大切です。
椅子を購入するときは、現在使っているデスクの高さも確認しておきましょう。
特に座面高が高いチェアでは、椅子を一番低くしても自分に合わない場合があります。
毎日使うなら調整機能を確認する
仕事で長時間使うなら、調整機能は重要なチェックポイントです。
特に確認したいのが、
- 座面高
- 座面奥行
- アームレスト
- 背もたれ
- リクライニング
- ランバーサポート
です。
すべての機能が必要なわけではありません。
自分がどのようなPC作業をしているのかを考えて、必要な機能にお金をかけるのがデスクチェア選びの基本です。
デスクチェアの選び方|5つのポイント
ここからは、デスクチェアを購入するときに確認したいポイントを5つに分けて解説します。
① 座面の高さ・奥行きを確認する
最初に確認したいのが座面です。
座面高が自分に合っていないと、デスクの高さとのバランスが取りにくくなります。
特に重要なのが、座ったときに足を床につけられるかです。
また、座面の奥行きも確認しましょう。
奥行きが深すぎると、背もたれに体を預けにくくなる場合があります。
一方、奥行きを調整できるチェアなら、自分の体格に合わせやすくなります。
② 背もたれの高さと形状を見る
背もたれには、ローバックとハイバックがあります。
PC作業を中心に使うのであれば、背中をしっかり支えやすいハイバックタイプが候補になります。
また、メッシュタイプは通気性を重視したい人に向いています。
背もたれの形状やランバーサポートの有無も確認しておきましょう。
③ アームレストは高さ・可動範囲を確認する
アームレストは、モデルによって調整できる範囲が大きく異なります。
例えば、
- 固定式
- 高さ調整
- 前後調整
- 左右調整
- 角度調整
- 跳ね上げ式
などがあります。
PC作業では、デスクの高さやキーボードの位置との相性も重要です。
ただし、アームレストが高機能になるほど価格も上がりやすいため、必要な機能を考えて選びましょう。
④ リクライニング・ロッキング機能を見る
仕事中でも、少し背もたれを倒して休憩したい場面があります。
そこで確認したいのがリクライニングやロッキング機能です。
商品によって、
- 背もたれを倒せる角度
- 何段階で固定できるか
- ロッキングの強さを調整できるか
- 前傾姿勢に対応できるか
などが異なります。
PC作業だけでなく、動画視聴や読書などにも使うなら、リクライニング機能が充実したモデルも候補になります。
⑤ 素材と価格を比較する
デスクチェアの素材には、主にメッシュ、ファブリック、レザー・合皮などがあります。
メッシュは通気性を重視したい人に向いています。
一方、クッション性や柔らかい座り心地を重視するなら、ウレタンなどを使用した座面も候補になります。
価格については、1万円前後から20万円を超える製品まで幅があります。
「高い椅子ほど自分に合う」と考えるのではなく、必要な機能と予算のバランスで選びましょう。
デスクチェアは、椅子そのものの機能だけでなく、座り方やデスク・モニターとの高さのバランスも重要です。購入前に、椅子と姿勢の整え方も確認しておきましょう。
デスクチェアおすすめ7選
ここからは、仕事用デスクで使いやすいデスクチェアを7製品紹介します。
価格帯を分散させ、1万円前後のコスパモデルから高級オフィスチェアまで選びました。
| 製品 | 価格目安 | 座面高 | アームレスト | リクライニング・ロッキング | おすすめの人 |
|---|---|---|---|---|---|
| タンスのゲン G-AIR | 約0.9~1.2万円 | 45~52cm | 固定・跳ね上げ | ロッキング | 価格を抑えたい人 |
| IKEA MARKUS | 22,990円 | 46~57cm | 固定 | 連動式 | 定番を選びたい人 |
| コクヨ ENTRY2 | 約3万円~ | 40.5~52.5cm | 別売り | シンクロ | 仕事用を重視する人 |
| COFO Chair Lite | 39,980円 | 45~53cm | 3D | 最大127° | 機能と価格のバランス重視 |
| SIHOO DORO C300 | 約5.2万円 | 46~56.7cm | 4D | 105・120・135° | 高機能モデルを選びたい人 |
| オカムラ Sylphy | 約11~17万円 | 42~52cm | 3D | シンクロ | 国産チェアを選びたい人 |
| Ergohuman PRO2 High | 約16~26万円 | 45.5~54cm | 5D | 110~138° | 高機能・長期使用重視 |
※価格は販売店や仕様によって変動します。購入前に最新の価格・仕様をご確認ください。
1.タンスのゲン G-AIR|1万円前後でコスパを重視する人におすすめ
できるだけ予算を抑えてデスクチェアを購入したいなら、タンスのゲンのG-AIRが候補です。
約1万円前後という価格ながら、メッシュ素材、ランバーサポート、ロッキング機能などを備えています。
座面高は45~52cmで、固定式または跳ね上げ式のアームレストを選べるモデルです。
主なスペック
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 価格目安 | 約9,000~12,000円 |
| サイズ | 幅64×奥行64×高さ107~114cm |
| 座面高 | 45~52cm |
| アームレスト | 固定式・可動式 |
| リクライニング | ロッキング |
| 素材 | メッシュ・PVC・ウレタン |
| 耐荷重 | 約100kg |
| 重量 | 約15kg |
メリット
- 1万円前後で購入しやすい
- メッシュ素材で通気性を確保しやすい
- ランバーサポート付き
- 跳ね上げ式アームレストを選べる
- 座面高45cmから調整できる
注意点
高価格帯のオフィスチェアと比較すると、座面やアームレストなどの細かな調整機能は限られます。
また、耐荷重は約100kgなので、体格によっては余裕を確認しておきましょう。
こんな人におすすめ
- 1万円前後で探している
- 初めてデスクチェアを購入する
- 在宅ワーク用の椅子が欲しい
- メッシュタイプを選びたい
- できるだけ費用を抑えたい
2.IKEA MARKUS|定番モデルを選びたい人におすすめ
IKEAのMARKUSは、デスクチェアの定番モデルとして長く販売されている製品です。
22,990円という価格帯で、ハイバック、メッシュ背もたれ、ヘッドレスト、アームレストなどを備えています。
さらに10年品質保証があることも大きな特徴です。
主なスペック
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 価格 | 22,990円 |
| サイズ | 幅62×奥行60×高さ129~140cm |
| 座面高 | 46~57cm |
| アームレスト | 固定式 |
| リクライニング | 座面・背もたれ連動式 |
| 背もたれ | メッシュ |
| 試験荷重 | 110kg |
| 保証 | 10年品質保証 |
メリット
- IKEAという高い知名度
- 2万円台で購入できる
- ハイバックで背中を支えやすい
- メッシュ背もたれ
- 背もたれのテンション調整ができる
- 10年品質保証
注意点
アームレストは固定式で、COFOやSIHOOなどの高機能チェアと比較すると調整範囲は限定的です。
また、座面高が46cmからなので、小柄な人はデスクとの高さを事前に確認しておきましょう。
こんな人におすすめ
- 定番のデスクチェアを選びたい
- 2万円台で探している
- 保証を重視したい
- メッシュタイプが好み
- IKEAで実際に試してみたい
3.コクヨ ENTRY2|3万円前後で仕事用の基本性能を重視する人におすすめ
仕事で毎日使う椅子なら、オフィス家具メーカーの製品を選びたいという人もいるでしょう。
コクヨのENTRY2は、3万円前後から購入できるオフィスチェアです。
座面の高さだけでなく、座面奥行やランバーサポートも調整できます。
主なスペック
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 価格目安 | 約3万円~ |
| サイズ | 幅700×奥行580×高さ920~1040mm |
| 座面高 | 40.5~52.5cm |
| アームレスト | 別売り |
| リクライニング | シンクロロッキング |
| ロッキング固定 | 0°・10°・17° |
| 座面奥行 | 50mm調整 |
| ランバーサポート | 45mm調整 |
| 重量 | 約15.2kg |
| 保証 | 部位により1~3年 |
メリット
- コクヨのオフィスチェア
- 3万円前後から選べる
- 座面高の調整幅が広い
- 座面奥行を調整できる
- ランバーサポート付き
- シンクロロッキングを搭載
注意点
ENTRY2は仕様によって、アームレストやヘッドレストが別売りです。
購入するときは、本体だけの価格なのか、肘付きセットなのかを確認しましょう。
必要なオプションを追加すると、購入価格が上がる点にも注意が必要です。
こんな人におすすめ
- 仕事用の椅子を選びたい
- オフィス家具メーカーを重視したい
- 3万円前後で探している
- 座面奥行を調整したい
- ランバーサポートが欲しい
4.COFO Chair Lite|4万円前後で機能とデザインを重視する人におすすめ
今回紹介する7製品の中で、総合的におすすめしやすいのがCOFO Chair Liteです。
4万円前後という価格ながら、3Dアームレスト、2Dヘッドレスト、ランバーサポート、フットレストなどを搭載しています。
さらに最大127°のリクライニングにも対応しています。
主なスペック
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 価格 | 39,980円 |
| サイズ | 幅71×奥行71×高さ116~125cm |
| 座面高 | 45~53cm |
| 座面 | 幅52×奥行51cm |
| アームレスト | 3D |
| ヘッドレスト | 2D |
| リクライニング | 最大127°・4段階 |
| ランバーサポート | あり |
| フットレスト | あり |
| 耐荷重 | 125kg |
| 重量 | 約20.5kg |
| 保証 | 3年 |
メリット
- 4万円前後で多機能
- 3Dアームレスト
- 座面前後調整
- ランバーサポート
- フットレスト
- 最大127°のリクライニング
- 3年保証
- デザイン性が高い
特に、価格と調整機能のバランスが魅力です。
高級オフィスチェアほど予算をかけられないものの、1~2万円台のチェアよりも機能性を重視したい人に向いています。
注意点
幅71cm、奥行71cmと、それなりに設置スペースが必要です。
また、重量も約20.5kgあるため、頻繁に移動させる用途にはあまり向いていません。
購入前にデスク周辺のスペースを確認しておきましょう。
こんな人におすすめ
- 4万円前後で探している
- PC作業で使う機能を重視したい
- アームレストを細かく調整したい
- リクライニングを活用したい
- デザインにもこだわりたい
5.SIHOO DORO C300|5万円台で高機能チェアを選びたい人におすすめ
COFO Chair Liteよりもさらに調整機能を重視するなら、SIHOO DORO C300が候補です。
4D連動式アームレスト、3Dヘッドレスト、自動適応ランバーサポートなど、多くの調整機能を備えています。
リクライニングも105°、120°、135°の3段階に対応しています。
主なスペック
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 価格目安 | 約52,000円 |
| サイズ | 約幅70×奥行70×高さ120~130cm |
| 座面高 | 46~56.7cm |
| アームレスト | 4D連動式 |
| リクライニング | 105°・120°・135° |
| ヘッドレスト | 3D |
| ランバーサポート | 自動適応 |
| 耐荷重 | 約136kg |
| 重量 | 約25.1kg |
| 保証 | 3年 |
メリット
- 5万円台で高機能
- 4Dアームレスト
- 3Dヘッドレスト
- 自動適応ランバーサポート
- 最大135°のリクライニング
- 耐荷重約136kg
- メッシュ素材
注意点
約25.1kgと重量があるため、移動させる機会が多い場合は注意しましょう。
また、幅・奥行とも約70cmあるため、狭い部屋やコンパクトなデスクではサイズを確認する必要があります。
こんな人におすすめ
- 5万円前後の予算がある
- 調整機能を重視したい
- 4Dアームレストが欲しい
- リクライニングを重視したい
- メッシュチェアを選びたい
6.オカムラ Sylphy|国産メーカーの本格的なチェアを選びたい人におすすめ
「仕事で毎日使うものだから、できるだけ品質の高い椅子を選びたい」という人には、オカムラのSylphyが候補になります。
Sylphyは国内オフィス家具メーカーのオカムラを代表するオフィスチェアの一つです。
今回の記事では、ハイバック・アジャストアーム・メッシュ仕様を基準に紹介します。
主なスペック
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 価格目安 | 約11~17万円 |
| サイズ | 幅648×奥行574×高さ954~1054mm |
| 座面高 | 42~52cm |
| 座面奥行 | 41~46cm |
| アームレスト | 3Dアジャストアーム |
| リクライニング | シンクロリクライニング |
| 前傾 | 10° |
| 後傾 | 23° |
| ランバーサポート | あり |
| 保証 | 部位により異なる |
メリット
- オカムラの本格的なオフィスチェア
- 3Dアジャストアーム
- 座面奥行調整
- ランバーサポート
- シンクロリクライニング
- 前傾・後傾の両方に対応
- 国内メーカーならではの選択肢の多さ
特に、前傾10°に対応している点は、PC作業や書類作業など、前傾姿勢になりやすい仕事との相性を考えやすいポイントです。
注意点
Sylphyは仕様によって価格が大きく異なります。
ヘッドレストやアームレストなどのオプションによっても価格が変わるため、購入時にはシリーズ名だけでなく型番と仕様を確認することが重要です。
こんな人におすすめ
- 国産メーカーを選びたい
- 仕事で毎日使う椅子を探している
- 10万円以上の予算がある
- 調整機能を重視したい
- 長く使うことを前提に選びたい
7.Ergohuman PRO2 High|調整機能と長期使用を最優先する人におすすめ
予算を抑えるよりも、自分の体格や作業スタイルに合わせて細かく調整できることを重視するなら、Ergohuman PRO2 Highが候補です。
2026年8月から5Dアームレスト搭載モデルが登場しており、今回はこちらの現行仕様を基準にしています。
主なスペック
| 項目 | スペック |
|---|---|
| メーカー希望価格 | 264,000円 |
| 実売価格目安 | 約16~26万円 |
| サイズ | 幅700×奥行665×高さ1150~1315mm |
| 座面高 | 45.5~54cm |
| アームレスト | 5D |
| リクライニング | 110~138° |
| ランバーサポート | 独立式・硬さ調整 |
| 前傾チルト | あり |
| 座面奥行 | 調整可能 |
| ヘッドレスト | 高さ・角度調整 |
| 重量 | 約22.6kg |
| 保証 | 最長5年 |
メリット
- 5Dアームレスト
- 独立式ランバーサポート
- ランバーサポートの硬さ調整
- 前傾チルト
- 座面奥行調整
- メモリーロッキング
- ヘッドレストの調整範囲が広い
- 長期間の使用を考えやすい
最大の特徴は、調整できる箇所が非常に多いことです。
仕事の内容や体格に合わせて細かく設定したい人には、大きなメリットになります。
注意点
最大のネックは価格です。
メーカー希望価格は26万円台で、今回紹介する7製品の中でも突出しています。
また、幅70cm、奥行66.5cm、重量約22.6kgと大型なので、設置場所もしっかり確認しておきましょう。
機能が多い分、最初に自分に合った設定を見つけるまで時間がかかる可能性があります。
こんな人におすすめ
- 予算より機能性を重視したい
- 長期間使う椅子を探している
- アームレストの調整範囲を重視したい
- ランバーサポートを細かく調整したい
- 高級オフィスチェアを選びたい
デスクチェアおすすめ7選を比較
7製品の特徴をもう一度比較してみましょう。
| 製品 | 価格帯 | 座面高 | アームレスト | リクライニング | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| タンスのゲン G-AIR | 約0.9~1.2万円 | 45~52cm | 固定・跳ね上げ | ロッキング | コスパ |
| IKEA MARKUS | 22,990円 | 46~57cm | 固定 | 連動式 | 定番・10年保証 |
| コクヨ ENTRY2 | 約3万円~ | 40.5~52.5cm | 別売り | シンクロ | 仕事用 |
| COFO Chair Lite | 39,980円 | 45~53cm | 3D | 最大127° | バランス |
| SIHOO DORO C300 | 約5.2万円 | 46~56.7cm | 4D | 最大135° | 高機能 |
| オカムラ Sylphy | 約11~17万円 | 42~52cm | 3D | シンクロ | 国産 |
| Ergohuman PRO2 High | 約16~26万円 | 45.5~54cm | 5D | 110~138° | ハイエンド |
※価格・仕様はモデルや販売店によって変動する場合があります。
用途別に選ぶならどのデスクチェアがおすすめ?
ここまで7製品を紹介しましたが、「結局どれを選べばいいの?」という人もいるでしょう。
そこで、用途別におすすめを整理します。
1万円台でコスパ重視なら「タンスのゲン G-AIR」
できるだけ購入費用を抑えたいなら、タンスのゲン G-AIRが候補です。
約1万円前後でメッシュ、ランバーサポート、ロッキングなどを備えているため、初めてデスクチェアを購入する人にも選びやすいでしょう。
ただし、高級チェアのような細かな調整機能は期待しすぎない方がよいでしょう。
定番を選びたいなら「IKEA MARKUS」
知名度と価格、保証を重視するならMARKUSが候補です。
2万円台で購入でき、10年品質保証が付いている点も安心材料になります。
仕事用としてバランスを重視するなら「コクヨ ENTRY2」
仕事で毎日使う椅子として、オフィス家具メーカーの製品を選びたいならENTRY2。
座面高や奥行、ランバーサポートなど、仕事用チェアとして確認したい基本的な調整機能が揃っています。
総合的なバランスなら「COFO Chair Lite」
今回の7製品から一つ選ぶなら、総合的にはCOFO Chair Liteをおすすめします。
4万円前後で3Dアームレスト、ランバーサポート、フットレスト、最大127°のリクライニングなどを備えており、機能と価格のバランスが良いためです。
「1~2万円のチェアからステップアップしたいけれど、10万円以上は出したくない」という人にも候補になります。
5万円台で高機能なら「SIHOO DORO C300」
より細かな調整機能を求めるならSIHOO DORO C300。
4Dアームレスト、3Dヘッドレスト、自動適応ランバーサポートなどを搭載しています。
国産メーカーなら「オカムラ Sylphy」
国産オフィス家具メーカーを重視するならSylphy。
価格は上がりますが、座面奥行、アームレスト、リクライニングなどを細かく調整できます。
最高クラスの調整機能なら「Ergohuman PRO2 High」
予算を気にせず、調整機能を最優先するならErgohuman PRO2 High。
5Dアームレスト、独立式ランバーサポート、前傾チルトなど、細かなポジション調整に対応しています。
デスクチェアを選ぶときの注意点
購入前には、機能だけでなく「自分の環境に置けるか」も確認しましょう。
デスクの高さと椅子の高さを合わせる
現在使っているデスクの高さを確認しましょう。
椅子を一番低くしても高すぎる場合、PC作業時の姿勢を調整しにくくなることがあります。
購入前に、現在のデスクとチェアの座面高を比較しておくと安心です。
商品サイズを確認してから購入する
チェアは写真で見るより大きく感じることがあります。
特に、
- 幅
- 奥行
- 最大高さ
- アームレストの幅
- キャスターを含めた設置スペース
を確認しましょう。
組み立てスペースも考えておく
大型チェアの場合、商品そのものだけでなく、組み立てるためのスペースも必要です。
購入前に、商品が届いたときに箱を置ける場所や、組み立て作業ができるスペースがあるか確認しておきましょう。
キャスターや床との相性を確認する
フローリングの場合、キャスターの種類によって床への影響が変わります。
必要であればチェアマットなども検討しましょう。
価格だけで決めない
高価格帯のチェアには多くの調整機能がありますが、すべての人に必要とは限りません。
例えば、短時間しかPCを使わないのであれば、10万円を超えるチェアが必ずしも最適とは限りません。
反対に、毎日長時間PC作業をするなら、座面やアームレスト、リクライニングなどに予算をかける意味があります。
「使用時間」と「必要な機能」の2つを基準に選ぶことをおすすめします。
デスクチェアと一緒にデスク環境も整えよう
デスクチェアを変えるだけでなく、周辺環境も一緒に整えると、より仕事がしやすいデスクを作れます。
モニターの高さも整える
椅子を適切な高さに調整しても、モニターの位置が合っていなければデスク環境全体としては整いません。
モニターの高さ・距離・角度については、こちらの記事も参考にしてください。
→ モニター配置の正解|高さ・距離・角度を整えて仕事しやすいデスクに
モニターアームを導入すると、モニターの位置を細かく調整しやすくなります。
→ モニターアームおすすめ7選|仕事用デスクで失敗しない選び方を解説
デスク周りを整理すると作業しやすくなる
椅子やモニターを整えても、デスクの上が物でいっぱいでは作業スペースを確保できません。
不要なものを減らし、よく使うものを手の届く場所に配置しましょう。
→ 散らからないデスクの作り方|元銀行員が実践する仕事が速くなる7つの整理術
足元のスペースも整理する
デスクチェアの周辺には、意外と多くの物が集まりがちです。
書類やバッグ、電源タップなどを床に置いている場合は、デスク下収納を使うと足元を整理しやすくなります。
→ デスク下収納おすすめ7選|仕事用デスクをスッキリ整える選び方
正しい座り方も確認する
どれだけ高性能なチェアを購入しても、座り方や椅子の設定が合っていなければ、その性能を十分に活かせません。
座面の高さや背もたれの使い方など、基本的な座り方も確認しておきましょう。
→ 椅子と姿勢の整え方|長時間のPC作業でも疲れにくい座り方
まとめ|自分の仕事環境に合ったデスクチェアを選ぼう
デスクチェアは、価格だけで選ぶのではなく、自分の仕事環境に必要な機能があるかを確認して選ぶことが大切です。
今回紹介した7製品をまとめると、次のようになります。
デスクチェア7製品の購入先
| 商品 | 主な購入先 | おすすめ |
|---|---|---|
| タンスのゲン G-AIR | Amazon・楽天 | 価格重視 |
| IKEA MARKUS | IKEA公式・楽天 | 公式重視 |
| コクヨ ENTRY2 | コクヨ公式 | 仕様重視 |
| COFO Chair Lite | Amazon・公式 | バランス重視 |
| SIHOO DORO C300 | Amazon・公式 | 高機能重視 |
| オカムラ Sylphy | 楽天公式・公式 | 高級チェア |
| Ergohuman PRO2 High | 楽天公式・Amazon | 高機能・長期使用 |
その中でも、4万円前後で機能と価格のバランスを取りたいならCOFO Chair Liteが有力な候補です。
一方で、1万円前後ならタンスのゲン、定番ならIKEA、仕事用としての安心感ならコクヨ、本格的なオフィスチェアならオカムラやErgohumanというように、予算と目的によって最適な選択肢は変わります。
毎日使う仕事道具だからこそ、単純に「一番高い椅子」を選ぶのではなく、自分のデスク環境と使い方に合った一脚を選びましょう。
デスクチェアについてよくある質問
デスクチェアとオフィスチェアの違いは?
明確な定義があるわけではありません。
一般的には、PC作業やデスクで使う椅子をデスクチェア、オフィスで使用する業務用の椅子をオフィスチェアと呼ぶことがあります。
実際には両方の用途で使える製品も多いため、名称よりも座面高や調整機能、サイズなどを確認することが重要です。
デスクチェアは1万円台でも十分ですか?
使用時間や求める機能によります。
短時間のPC作業や予算を抑えたい場合は、1万円前後のモデルでも候補になります。
一方、毎日長時間使う場合は、座面奥行やアームレスト、リクライニングなどの調整機能も比較するとよいでしょう。
メッシュとクッションタイプはどちらがおすすめですか?
通気性を重視するならメッシュ、クッション性を重視するならウレタンなどのクッションタイプが候補になります。
どちらが優れているというより、自分の好みや使用環境で選ぶことをおすすめします。
アームレストは必要ですか?
必ずしも必要ではありません。
ただし、PC作業で腕の位置を調整したい場合は、アームレストがあると便利です。
特に高さ・前後・左右などを調整できるモデルは、デスク環境に合わせやすくなります。
ヘッドレストは必要ですか?
PC作業だけなら必須ではありません。
一方、リクライニングして休憩したり、動画を見たりする場合には便利です。
仕事中心なら、ヘッドレストよりも座面やアームレスト、背もたれの調整機能を優先する考え方もあります。
デスクチェアは何年くらい使えますか?
製品や使用頻度によって異なります。
保証期間も製品によって大きく異なるため、購入時には保証内容も確認しておきましょう。
特に高価格帯のチェアでは、購入価格だけでなく、保証や交換部品の有無なども含めて長期的なコストを考えるとよいでしょう。

